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スタッフブログ

アンビエントホームとお客様との家づくり日記をお届けします。

2025.10.24

梼原町に行ってきました①

高知県の梼原町に行ってきました!(1日目)

forward to 1985 energy lifeの皆様と
脱炭素先行地域であの隈研吾氏とゆかりのある梼原町へ

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まずは、皆さんで腹ごしらえ
無農薬食材を使ったお弁当をいただき、
素材の味がしっかり感じられ、心がほっとする時間でした。
ちなみに脱炭素先行地域とは、
簡単に言うと脱炭素を先行して取り組んでいる地域
そのままです。最初に訪れたのは町役場です。

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地元の杉集成材をふんだんに使った隈研吾氏の設計。
構造がステキな大空間は、2重の梁を組み合わせて強度としなやかさを両立させていました。
また、役場中央には大きな扉が設置されており、
天気の良い日には内外空間が自然につながるような設えになっています。

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そのまま徒歩にて、ゆすはら座へ
ゆすはら座は、木造芝居小屋として古くから存在しており
梼原町と隈研吾氏との出会いのきっかけになった建築物です。

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続いて坂をのぼり旧掛橋和泉邸(茅葺き屋根)を見学
茅葺き屋根を維持できる職人は減少しており、
技術継承が難しくなってきているそう。
囲炉裏の煤がかかることで屋根の耐久性が上がるのですが、
住んでいる人がいないため、屋根材の劣化が早いとのこと。

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その後、ゆすはら町内を歩き、
ゆすはら雲の上の図書館に到着。
この図書館も隈研吾氏設計
建物は梼原産の杉と鉄の混構造。
室内は裸足で過ごせるようになっており、床でゴロゴロと本を読む方も。
天井の木材で森のような印象になり、ボルダリングやカフェも併設。
これは、近くにあったら休みのたびに入り浸ってしまいそうです。

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次に神幸橋へ。
立派な木造橋で、橋を渡ると三嶋神社があります。
この神社は地域の古い神社で、
土俵が隣にあり地域の伝統を感じられる場所でした。

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帰り道に、あとで宿泊するマルシェゆすはらを通過。
この建物も隈研吾氏設計で、
外壁には茅葺きが使われ、自然と調和した建物でした。

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少し休憩を取ったあと、
車にて近くの梼原町森林組合にお邪魔しました。
こちらでは、木材の選別、端材を使ったペレットの製造などを手がけています。
梼原ペレットは地域循環型の燃料として、未利用材を有効活用する仕組みになっています。
そして夜は、町議のマスターのお店で懇親会
2日目に続きます。

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