AH staff blog
アンビエントホームとお客様との家づくり日記をお届けします。
2025.11.14
新築時に選ぶこととなる
「オール電化」か「ガス併用」
今回は、日常の使いやすさだけでなく
自然災害時の復旧力を確認してみました。
◎オール電化
オール電化の家では、
電力で給湯・暖房・調理のすべてをまかないます。
メリットとしては、
設備が電気に一本化され、
太陽光+蓄電池との相性が良いこと。
ただし、地震などで大規模な停電が起きた場合には、
給湯・調理・暖房すべてが使えなくなります。
実際、2011年東日本大震災では
最大約466万戸が停電し、
その後3日で約80%、
8日で約94%まで復旧したそうです。
つまり、電気だけに頼るのでは
「停電したときにどうするか?」
といった備えが計画段階で必要ですね。
◎ガス併用住宅
ガス併用住宅とは、
一般的に照明や換気などは電気ですが
給湯、調理などでガスを使い
電気とガスを併用する方式です。
ガスが使える!
という切り口を残すことで、
停電時の選択肢が増えます。
例えば、ガス火調理が好きな方には魅力的です。
ただし、ガス設備があるから
完全に安心できるわけではありません。
例えば、 阪神・淡路大震災 では、
都市ガスで約85日(3か月近く)かかって
復旧が完了したというデータもあります。
つまり、停電時でも「ガスが使える」ではなく、
「ガスが使えない時はどうするか?」
といったことを計画段階で考えることが必要ですね。
電気・ガスが使えなくなった時の備えとして
知っておきたいポイントとしては、
卓上カセットコンロなど簡易調理器具を準備しておく。
暖房に頼りすぎないよう、断熱・気密を高めておく。
(少ないエネルギーで室温維持。災害に強い家になります!)
その他には、日射遮蔽・外付けブラインド・日射熱利用暖房(暖房負荷を下げるパッシブデザイン)も、災害対応力を高める手段です。
どちらの方式でも
強みと弱みを理解し、計画段階から備えることが大切ですね。
災害時のことも考えて「オール電化 or ガス併用方式」
を検討してみてはいかがでしょうか。
アンビエントでは、性能と暮らしやすさだけでなく
災害時の安心に関しても計画段階からご相談しております。
11月23日(日)まで開催中の三木町完成見学会では、
仕様や設備・性能を実際に確かめながら検討することができます。
ぜひご来場ください。
開催期間:9月20日(土)~11月23日(日)
時間:10時~16時
場所:木田郡三木町(詳しい場所は、ご予約時にお伝えします)
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