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スタッフブログ

アンビエントホームとお客様との家づくり日記をお届けします。

2021.11.01

【気密】で断熱・換気性能が変わる!?

先日、Y様邸で気密測定を行いました。
LINE_ALBUM_安岡様邸(仏生山町)_211023_1.jpg気密測定を簡単に説明しますと、
家の隙間を数値化するために行う測定です。

その測定で出た数値を【C値:相当隙間面積】と呼び、
この値が小さい住宅が
所謂、高気密住宅です。
(C値=〇〇㎠/㎡で表します。)

それでは、本題の
【気密】で断熱・換気性能が変わる!?
に戻ります。

それは、隙間の多い(気密性能の低い)住宅を
想像いただくとお分かりいただけます。

❶断熱

隙間が多いと、、、
隙間から、外気からの暑い・冷たい熱が出入りしやすくなり、
せっかく暖冷房した室内空間があっという間に暑く・寒くなってしまいます。
光熱費の上昇は言うまでもありません。
また隙間から侵入した空気は、暑い・冷たい熱だけでなく、
フィルターを通していないので
花粉、ホコリ、PM2.5などの
侵入も許してしまうのです。


❷換気

隙間が多いと、、、
計画換気がうまく作動しなくなります。
ストローの途中に穴が開いているのと同様で
空気を入口から出口(給気口から排気口)へ
思い通りにコントロールできなくなります。
特に給気が上手くいかず
入れたくない箇所から空気が入ってしまい
本来綺麗な空気が欲しい部屋には届きにくくなります。

❸壁体内結露

隙間が多いと、、、
冬期は外から冷たい空気が入ってくるので
壁に冷たい空気が留まり、壁体内結露が
発生している可能性があります。
それは、目に見えないところで
結露→カビ→ダニ→木の腐食

が起こり、
住宅寿命が知らないうちに
縮まっている可能性が
あるということです。


このような点から気密測定は、
断熱・換気性能のために、
住宅寿命を延ばすために、
必須項目と言って差し支えありません。
気密性能は建築前に算出することはできず、
実際に現地で測定して初めてわかります。

LINE_ALBUM_安岡様邸(仏生山町)_211023_0.jpg
今回、測定いたしましたY様邸は、
C値=0.15㎠/㎡でした!!
(弊社では全棟で気密測定を行い、
3回測定した平均値を算出しています)

延べ床面積が100.18㎡の住宅なので、
住宅全体の隙間は15.027㎠です。
これは、家全体で
名刺の3分の1以下
の隙間しかないということです!!



Y様へ、、、

気密性能が高いため、
100%に近い断熱・換気性能を
発揮できるお家であると数値化されました!
お引き渡し当日まで楽しみにお待ちください!!

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