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家づくりの知識

知っておいて頂きたい大切なこと。
知識の差で、暮らしの豊かさも変わってきます。

家に必要な基本性能とは?

構造現場を見学しましょう③

高気密・高断熱・計画換気のバランスがとれている=高性能住宅です。

構造現場を見学しましょう①では現場がきれいかどうかを見てくださいという内容を書きました。

構造現場を見学しましょう②では気密測定に立ち会いをしましょうという内容を書きました。

今回は、目に見えない温度についてご紹介します。

温度は目に見えませんが、サーモカメラを使うと暖かいところが赤、冷たいところが青というように色で識別できるカメラです。

構造現場を見るポイント

「家中の温度をサーモカメラ・放射温度計で見てみましょう!」

例えば

◇夏の外壁の温度を測った後に、室内の壁の温度を測る・・・断熱の効果を見ることができます。

◇天井・床・壁の温度を測る・・・断熱材の効果を見ることができます。温度差がないほど断熱・気密の効果が表れています。

◇サッシの枠・ガラスの温度を測る・・・サッシの枠の上下でも温度が違ってきます。ガラスの性能により枠とガラスの温度差もあります。

見た目は同じでも目に見えない温度を測ることで高性能住宅にするためのポイントがわかります。

ただ見るだけではもったいないので、便利な道具を利用して「基本性能を確認する物差し」をもってください。

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現場見学ご希望の方はお気軽にスタッフまでお問合せください。

構造現場見学をしましょう②

構造現場見学をしましょう①では、「現場がきれいかどうか」を見てください、という内容でした。

丁寧に工事されていることも大切ですし、何より現場が綺麗だと清潔感があり気持ちがいいです!

では、今回は別の視点から見るポイントをご紹介します。

構造現場を見るときのポイント②


気密測定に立ち会ってみましょう。

気密測定とは、家の中に必要のない隙間がどれくらいあるか、を機械を使って計測することです。この数値は小さいほど高評価です。建築用語では隙間相当面積C値と呼んでいます。

高気密・高断熱・計画換気のバランスがとれていることが高性能住宅の条件です。断熱と換気については、計算で何をどれくらい使うかを決めることができます。ですが、高気密を確認する方法は「気密測定」しかありません。つまり、現場で実測以外方法はないのです。良い材料を使っているから高気密にもなる、とは言い難いところがあります。

そして、気密は冷暖房や換気の効率に大きく影響しますので(必要のない隙間があると、夏の暑い日差しの熱も冬の冷たい冷気も家の中にとりこんでしまいます)、決して無視もできません。後の光熱費にも影響します。

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気密測定に立ち会うには工事の進捗と見学するタイミングはあわないと難しいことろがあります。ですが、タイミングがあえば1度見学してみてください。どのような方法で(とてもシンプルです)測定し、結果から改善するためにその場でできることも見れます。

実測値があってからこその高気密。とても大事なポイントです。見学をご希望の方はスタッフまでお問合せください。

構造現場を見学しましょう①

高気密・高断熱・計画換気のバランスがとれていること=高性能住宅です。

高性能住宅であり、日本トップの基準もクリアしている。これはシミュレーションで確認できます(No.010参照)

↑は、高性能住宅を建てると納得して決めたから、確認できることでもあります。

では、その前にすることは?

高気密の説明を書面で受け、数ある断熱材の種類を見て、サッシサンプルの種類を見て、換気の機械の説明を受け・・・ふむふむと打合せのときに納得する部分もあれば「?」ばかり浮かぶこともあると思います。知らないことを知る、理解するってとても頭が疲れることですし、時間がかかることだと思っています。ですが、高性能住宅を建てるには、何も知らないよりは知っていて損することはありません!

そこで、現在建築中の現場を見学することをお勧めします。というか、1度は必ず見ていただきたいです。

構造現場を見るときのポイント

「現場がきれいかどうか」

道具が整理整頓して置いてあるか、ごみは散乱してないか、トイレは清掃してあるか等、パッと見てきれいかどうか。重要なポイントです。それって高性能住宅を建てることと関係なく思うかもしれません。お客様のお家を丁寧に扱うことができている現場は、工事内容も丁寧です。これは、断熱気密工事の施工精度にとても重要な要素です。どの工程も「きちんと」施工されているかが大切なのです。いくら高性能な材料を使っていても、施工精度が悪いと思ったような性能にはなりません。書面上の「数値」だけクリアしていても意味がないのです。「高気密」を確認するために「気密測定」を行うのもこれが理由の一つです。

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構造現場見学は完成見学会と違い、華やかなものではありません^^;ですが、これから建てようと思うマイホーム、「家はどうやって建つのか」ということを事前に見ておくことは「得」にしかならないと思います。

現場見学をご希望の方はスタッフまでお問合せください。

結露の怖さ

結露がもたらす害家づくりの知識原稿_10.jpg bbb.jpg

■カビ、ダニの発生
アレルギーやアトピー、シックハウス、小児ぜんそくなど健康被害を引き起こす原因の一つと言われています。

■木材腐朽菌や白アリの発生
木材の腐食により耐久性、耐震性の低下、腐朽菌の発生による木材の腐食と白アリの発生、断熱材の腐食により、断熱性能の低下など家の寿命を縮めます。

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空気を計画的に動かす計画換気は、結露対策としても重要な役割を果たします。

室内の暖かい空気が冷たい外気に触れて冷やされ、窓や壁の中に水滴となって留まる。
これが結露発生のメカニズムです。

空気の入れ替えを行わず高気密化された住宅では水蒸気が逃げ場をなくし、結露しやすくなります。
計画換気をすることで湿度が高い空気を淀みなく室内から室外へ送り出すことができるのです。

熱交換換気とは?

寒い冬にせっかく暖めた空気を捨てて、外の冷たいけど新鮮な空気を取り込む...。
これが今までの「換気」でした。
でも、熱交換という装置がこの室温のロスをとっても小さなものにしました。
秘密はココにあります。

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換気の種類

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【第1種換気設備】
給気排気ともに強制的に行います。熱交換換気もこれに含まれます。
室内の圧力は外気に対して正圧、負圧どちらにもコントロールできます。

【第2種換気設備】
給気を強制的に行い、排気は排気口から自然に送り出されるタイプです。
室内の圧力は正圧になります。住宅換気にはほとんど見られません。

【第3種換気設備】
排気を強制で行い、給気は部屋の壁に取り付けられた給気口から
室内外の圧力で自然に取り入れるタイプです。室内の圧力は負圧になります。

気密が取れているからこその計画換気

計画的に換気するには、空気の取り入れ口と排出口を明確に定め、
換気量を一定に保つことが前提になります。
その為にも気密はとても重要です。隙間風が無く、
ほしい部分にだけ空気が出入りするように造られた家がありからこそ、
計画的に一定量の換気が出来るようになります。

気密と断熱の関係

気密と断熱には密接な関係があります。
いくら気密が取れていても、断熱がされていなければ外の影響をすぐに受けてしまいますし、
いくら断熱がしっかりしていても、隙間だらけでは意味が無いのです。
気密と断熱、両方がしっかりとしていないと十分な効果は発揮されないのです。

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計画換気とは?

換気と言えば浴室、トイレ、キッチンに単独で換気扇が付いていて、それぞれを使用した時にのみスイッチを入れて空気を外へ出し、それ以外の部屋では窓の開閉による自然風を通す。こんなイメージが一般的ではないでしょうか。

これに対して計画換気とはお家全体を一つの空間として考え、入口と出口を明確に定め、常に良好な空気環境が保たれるように計画的に換気されるものをいいます。
(二時間に一度室内の空気がすべて入れ替わるよう計画)

新鮮な空気が必要なお部屋(リビング、ダイニング、寝室、子供室)に設置した吸気口から外の空気を取り込み、人間に新鮮な空気を与え、呼吸や建材から発生する化学物質や埃等を取込みながら段々汚れていって匂いや水蒸気、粉塵など一番空気の汚れやすい所(浴室、トイレ、キッチンなど)や、空気の動きにくい所(納戸、クローゼット)に設置した換気口から排出をするのです。

断熱性能とは?

断熱とは文字通り『熱』を『断つ』ことです。

住宅における断熱とはお家の中と外との熱の伝わりを断つことを意味します。
身近な例として、魔法瓶が挙げられます。

しっかりと断熱された瓶内の飲み物はホットはホット、アイスはアイスのまま長時間保つことができます。

住宅でも断熱がしっかりとしていれば、季節を問わず快適な環境が作りやすくなります。
夏には外からの強烈な日射を防ぎつつ室内で冷やした空気を外には伝えません。

冬には冷え切った外気から室内の暖めた空気を守ります。

気密性能とは?

気密とは、隙間が無いということ。

お家には窓や扉、壁と床、壁と屋根との間、コンセントボックス、電線の引き込み口、エアコンの配管部分など沢山の隙間が出来やすいポイントがあります。

寒い冬、冷たい隙間風に身震いした経験はございませんか?これらのいらない隙間を限りなく無くしていくこと、

これが気密です。

いらない隙間を無くせば外からの隙間風に悩まさせることもなく、冷暖房によって快適な室温に保たれた空気も外に漏れていくこともありません。

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沢山の隙間から冷たい隙間風が侵入し、暖められた室内の空気も隙間から出て行ってしまい、いつまでたっても快適にはなりません。

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高気密になれば隙間風の侵入もなく、効率的に暖められ、快適な室内となります。

※夏場は逆に冷気の逃げを防ぎます