家づくりの知識

#高耐久

耐震等級

2021.02.09

建物の強さを表す指標として、「耐震等級」というものがあります。

これは法律で定められていて、住宅性能表示で3段階に分けられています。

強さの順番は、耐震等級3>2>1となります。つまり、耐震等級3が一番地震に強いということ。

◎耐震等級1とは

極めて稀に発生(数百年に1度)発生する地震力が建築基準法で定められていて、性能表示ではこれに耐えられるものを等級1としています。

ちなみに、東京を想定した場合、震度6強から7程度に相当し、関東大震災時の東京、阪神淡路大震災時の神戸で観測された地震の揺れに相当します。

耐震等級2は1の1.25倍、耐震等級3は1の1.5倍の強さになります。

無題.png倒れない程度の家だったらいいんじゃない?ではなく、人の命が守られること、建物の大規模な修復が必要ないことが大切です。