家づくりの知識

#高耐久

気密性を高める工夫③

2021.01.26

高断熱・高気密・計画換気のバンランスがとれている住宅=高性能住宅です。

必要のない隙間をできるだけ少なくすると、高気密化は可能です。

高気密にできると、換気のコントロールができます。(空気の流れを計画できる)

なぜなら、必要のない隙間が少ないからです。

外から入る空気の「入り口」と「出口」を確保しておけば、流れに沿って空気を動かすことができます。

必要のない隙間があると、その隙間に寄り道してしまって、空気の流れがコントロールできません。

住み心地の観点からいうとエアコンの効きが悪くなります。もう一つ付け加えると電気代にも関係しますよね。(効きが悪い=一生懸命エアコン動く→電気代上がる)

そうならないためにも気密性を高める工夫をした後に、その気密を確認することが必要です。。

それが「気密測定」です。

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一般的に高気密住宅に必要とされる数字は2.0以下といわれています。この数字は小さければ小さいほど高気密であるという証明になります。

その数字を測れるのが写真のような機械です。

アンビエントホームが建てるお家はひとつひとつ大きさも間取りもデザインも異なります。だからお家ごとに計測をし、実測値をお客様にご報告しています。

「高性能住宅」を維持するため、高気密化ができていることの証明にもなります。

ちなみに、この高気密に関わる数字は計算では算出できません。すべて実測が必要になります。

効率よく空気を動かし、エアコンが効くようにするために、弊社では0.3前後の数字を目標にして日々工事を行っています。