家づくりの知識

#高耐久

気密性・断熱性を高める

2021.02.26

高気密・高断熱・計画換気の3つのバランスがとれている住宅=高性能住宅です。

高気密・高断熱にするためには、断熱材を丁寧に施工し、気密測定にてその会社が目標としている数値にすること。

この目標にしている数値とは各会社で異なりますが、弊社では「0.3~0.5c㎡/㎡」。一般的にこの気密を表す数値 C値=1.0以下を高気密と呼ぶようです。

高気密・高断熱にすると何がいいか。

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夏は涼しく、冬は暖かく、を実現できます。つまり、夏の冷房も冬の暖房もすぐ効きます。しかも各部屋のエアコンフル稼働なんてことは必要はありません。

なぜなら、空気が勝手に出ていくような無駄な隙間がなく(高気密であるということ)、外の温度が部屋の中に影響しにくい(高断熱だということ)からです。

これが、高気密・高断熱ということ。とても重要なポイントです。

ちなみに、C値は図面上の計算では出せません。その家に出向き、現場で計測しないと正確な数値は測れません。この気密測定をしていることが、高気密住宅を建てている証拠でもあります。

断熱材はきちんと綺麗に施工されているかどうかが大切です。断熱材を施工した場合の効果は計算で出すことができます。