家づくりの知識

#高耐久

構造現場を見学しましょう③

2016.05.31

高気密・高断熱・計画換気のバランスがとれている=高性能住宅です。

構造現場を見学しましょう①では現場がきれいかどうかを見てくださいという内容を書きました。

構造現場を見学しましょう②では気密測定に立ち会いをしましょうという内容を書きました。

今回は、目に見えない温度についてご紹介します。

温度は目に見えませんが、サーモカメラを使うと暖かいところが赤、冷たいところが青というように色で識別できるカメラです。

構造現場を見るポイント

「家中の温度をサーモカメラ・放射温度計で見てみましょう!」

例えば

◇夏の外壁の温度を測った後に、室内の壁の温度を測る・・・断熱の効果を見ることができます。

◇天井・床・壁の温度を測る・・・断熱材の効果を見ることができます。温度差がないほど断熱・気密の効果が表れています。

◇サッシの枠・ガラスの温度を測る・・・サッシの枠の上下でも温度が違ってきます。ガラスの性能により枠とガラスの温度差もあります。

見た目は同じでも目に見えない温度を測ることで高性能住宅にするためのポイントがわかります。

ただ見るだけではもったいないので、便利な道具を利用して「基本性能を確認する物差し」をもってください。

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現場見学ご希望の方はお気軽にスタッフまでお問合せください。