家づくりの知識

#高耐久

構造現場見学をしましょう②

2016.06.06

構造現場見学をしましょう①では、「現場がきれいかどうか」を見てください、という内容でした。

丁寧に工事されていることも大切ですし、何より現場が綺麗だと清潔感があり気持ちがいいです!

では、今回は別の視点から見るポイントをご紹介します。

構造現場を見るときのポイント②

気密測定に立ち会ってみましょう。

気密測定とは、家の中に隙間がどれくらいあるか、を機械を使って計測することです。この数値は小さいほど高評価です。

建築用語では隙間相当面積C値と呼んでいます。

高気密・高断熱・計画換気のバランスがとれていることが高性能住宅の条件です。断熱と換気については、計算で何をどれくらい使うかを決めることができます。

ですが、高気密を確認する方法は「気密測定」しかありません。つまり、現場で実測以外方法はないのです。良い材料を使っているから高気密にもなる、とは言い難いところがあります。

そして、気密は冷暖房や換気の効率に大きく影響しますので(必要のない隙間があると、夏の暑い日差し(熱)も冬の冷たい冷気も家の中にとりこんでしまいます)、決して無視もできません。

生活し始めてからの光熱費にも影響します。

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気密測定に立ち会うには工事の進捗と見学するタイミングはあわないと難しいことろがあります。

ですが、タイミングがあえば1度見学してみてください。どのような方法で(とてもシンプルです)測定し、結果から改善するためにその場でできることも見れます。

実測値があってからこその高気密。とても大事なポイントです。見学をご希望の方はスタッフまでお問合せください。